いつもとは違う行動を取っているけど、どうしたのかな?

こういう行動をする人ではないのだけど、何かあったのかな?と感じたら、注意が必要です。

もしかするとそれはうつ病の症状かも?!

どんな行動だと注意が必要なのか、みていきましょう。

 

・特に何もないのにずっと笑ってる

何も起きていないのになぜかずっと笑っているようであれば、うつ病の症状が現れてきているのかもしれません。

その笑顔は自然に笑っているようには見えなく、心からの笑顔とも思えないもの。

本人もどんな理由で笑っているのか分からず笑っているのです。周りから見ると不思議でおかしな行動に見えます。

また、無意識に笑みを浮かべている愛想笑顔の場合もあります。
目の前で起きていることが楽しいとか面白いという感情があるわけではないのに、満面の笑みをしていることも。

周りの人に自分の辛さを見せないように、自分の気持ちを悟られてはいけないという思いから笑顔を見せてしまうこともあります。
あまりに不自然な笑顔をしているのであれば声をかけてみましょう。抱えているものがあるかもしれません。

 

・身だしなみに気を使わなくなった

今まで綺麗にしていた人が、急に身だしなみに気を使わなくなったらうつ病の影響が出ているのかもしれません。

  • 服装がいつも同じ、またはシワだらけのスーツを着ている
  • お風呂に入らない
  • 髭を剃らなくなった
  • お化粧をしなくなった
  • 髪の毛を放置していて美容院に行くそぶりがない

というように見た目の変化があれば兆候が出ている可能性があります。

うつ病でこの症状が出るのは、興味があったもの、大好きだったものへの関心が減少してしまうので、身だしなみを整える余裕すらなくなってしまうことからきています。

本人が気づかずそうなっているようであれば、周りが気づいてあげることも大切です。

 

・全くしゃべらなくなった

いつもはよく話をしていて、おしゃべり好きだったのに突然話をしなくなったという症状もあります。

うつ病であれば話をすること、さらに人と関わることを避けたいのでおしゃべりもしなくなります。
いくら話かけても話題に乗ってこなくなり、むしろ話したくないような雰囲気を出してくるのです。

一人になる時間を持ちたいので、お昼も誰かと一緒に食べることを避けます。

食欲も減り、食への興味もなくなるので食べるスピードが遅くなることも。

今までおしゃべりが好きでたくさんしゃべってきた人が、全くしゃべらなくなるのはおかしな行動だと感じる人が多いでしょう。

この変化はとても大きいものです。付き合いが悪くなったと思う前に、何かあったのではと気に掛けることが大切です。

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・考えられないような行動をする

人は思いもしなかった行動を取られると驚きますよね。

まさかこの人がこんなことをするなんて!という行動は周りに違和感を与えます。

例えば、突然紙を破きだしたり頭をかきむしる、大きな声で叫びだす、急に泣きだすというような行動。
周りから見て集中力が下がっているように見えたり、作業効率も悪くなっているように感じることも。

今までそんなことをしてはいなかったのに、何が起きているのだと理解できない動きをしているようであれば気にかけてみましょう。

その行動は、不快と思われる感情を表面に出している場合もあります。

いつもはしないことをしている、行動に違和感があるようであれば、優しく声をかけてみましょう。

 

・常にイライラしている

色々なものに興味がなくなる、他人との関わりを避けたがるという気分の落ち込みにプラスして、イライラが同時に起こります。

いつもイライラ、怒っているように見えるのです。症状が進むと大きな声を出して叫ぶほか、壁を殴って穴を開けたりと物にあたり始めます。
人にもあたってくる傾向があり家族や友人は辛く思うことも。

仕事が原因でうつ病の症状が出ているのであれば、ストレスが毎日強くかかっていることなります。

このイライラは簡単に解決できるようなものではありません。

納得できない理由があったり、自分の置かれている立場が不愉快だったりと自分ではどうにもできない状況に置かれている場合が多いためです。

イライラしている雰囲気は伝わります。声をかけることは勇気がいりますが、常に機嫌が悪く怒っているような状態が続いているようであれば勇気をもって声をかけてみましょう。

 

いつもは取らない行動を取っているのは気になりますよね。

行動がおかしいと思う場合は、何かしら抱えていることがあるでしょう。

周りが気づいてあげることもとても大切です。